No.22 917ショートテール 

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図4・1 24時間レース終盤トップを独走する22号車。平均時速222km/h、走行距離5,335kmの記録はその後も長く塗り替えられることはなかった。



1971年シーズンも前年と同様に917が圧倒的な強さを発揮し、10戦中8勝を挙げたポルシェは再びメーカー選手権タイトルを獲得、ル・マン24時間レースでもジィズ・ヴァン・レネップ/ヘルムート・マルコ組が優勝するとともに、平均時速222km/h、走行距離5,335kmという最高記録を打ち立てる。

彼らの917ショートテールの特徴は、その派手な「シャークフィン」に加え、マグネシウム製チューブラーフレームを採用したことにあった。