■ 2009年2月12日(金)
【DITAコンソーシアムジャパン】発足のお知らせと先週開催された【PAGE2009】開催情報
■ 【DITAコンソーシアムジャパン】2009年2月12日正式発足しました。
公式サイト → http://dita-jp.org/
■ DITAとは
DITAとは、Darwin Information Typing Architecture の略称。文書内容を部品化し、構成情報を使ってこれを組み立てるという、ドキュメントのコンポーネント化と制作プロセスのシステム化を指向する技術仕様です。
もともとはIBM社が自社の技術文書の制作管理のために策定した規格で、現在はOASIS標準規格として国際的に認められています。
製品マニュアル、仕様書、操作説明書、業務手順書といった文書制作において、品質をコントロールし、かつ生産性を向上させることができるため、欧米では製造業、通信業、金融業を中心に導入が進んでいます。
■ DITAコンソーシアムジャパン発足の背景
DITAはまさに文書制作の規格化、均一化を諮り、生産効率をあげるためのアーキテクチャといえます。
欧米ではDITAを採用したドキュメント制作の事例が多く出てきており、この潮流は遠からず日本にも打ち寄せてきます。
実際、海外展開をしている国内企業はDITAの研究や検討を始めています。
しかし、国内にはDITAに関する経験や情報が乏しく、手探り状態となっています。
こうした背景から、DITA技術に関しての情報、ノウハウを集約、開示し、国内におけるDITA導入による成功モデルを増やし、DITAが指向する「コンポーネント・パブリッシング」という新たな市場を創出することを目的として、DITAに関わりの深い日本企業4社(日本アイ・ビー・エム、アンテナハウス、ジャストシステム、富士ゼロックス)が発起人となり、「DITAコンソーシアムジャパン」を設立することになりました。
■ DITAコンソーシアムジャパンの活動
DITAコンソーシアムジャパンは、日本企業の文書制作の仕組みとプロセスの改善に寄与し、DITAに関わる新たな市場を創出することを目指します。
このために広く参加会員を募り、テーマ毎の専門部会(ワーキンググループ)を立ち上げ、下記の活動を推進していきます。
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日 時 | : | 2009年3月11日(水)13:30〜17:30 |
場 所 | : | 日本アイ・ビー・エム株式会社 箱崎事業所 東京都中央区日本橋箱崎町 19-21 http://www-06.ibm.com/jp/iscj/location/hakozaki.html |
定 員 | : | 150名 |
参加費 | : | 無料 参加申込みはこちらから → http://dita-jp.org/?p=76 |